(2018年7月14〜15日 於:ツインメッセ静岡・敬称略)
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | DD15 | 61.35 | クァンタム | 揚妻文隆 | 320iツーリング | ホワイト |
2 | DD20 | 60.45 | アンティフォン | 松居邦彦 | マカン | 白 |
3 | DD23 | 58.90 | サウンドエスパス | 田巻修一 | デルタ | ブルー |
4 | DD19 | 58.80 | クァンタム | 土屋和之 | 4GC | ブラック |
5 | DD14 | 57.65 | AV関西 天王寺店 | 岩元秀明 | ハイブリッド3 | 白 |
6 | DD8 | 56.60 | ジパング | 道祖尾裕二 | M4 | オースティンイエロー |
7 | DD24 | 55.65 | サウンドフリークス | 佐藤清人 | 523dツーリング | ホワイト |
8 | DD22 | 55.20 | AV関西 堺店 | 岩元秀明 | 523d | 白 |
9 | DD7 | 55.15 | ライズオーディオビジュアル | 坂口直樹 | RCZ | 白 |
10 | DD25 | 54.50 | イングラフ | 木村智聡 | A45 | シルバー |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | CA17 | 57.75 | AV関西 天王寺店 | 米田真弓 | マカン | マホガニー |
2 | CA8 | 57.15 | サウンドウェーブ | 安藤正法 | A7 | ブラック |
3 | CA11 | 56.85 | サウンドフリークス | 佐々木裕太 | 320i | ブラック |
4 | CA19 | 56.05 | カーオーディオクラブ | 奥村敏之 | C250 | 黒 |
5 | CA5 | 55.70 | サウンドウェーブ | 古渡浩 | A4 | ホワイト |
6 | CA18 | 55.40 | カーオーディオクラブ | 宮岡貴司 | レガシー | 白 |
7 | CA6 | 55.00 | ナナミサウンドファクトリー | 谷口純一 | エスティマハイブリッド | ブラック |
8 | CA1 | 54.80 | AV関西 堺店 | 平山隆則 | 120i | 青 |
9 | CA7 | 54.70 | サウンドワークス | 根本俊哉 | E220dW | グレー |
10 | CA3 | 54.65 | カーオーディオクラブ | 亀田徹 | RX200 | 白 |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | CB17 | 56.15 | サウンドフリークス | 丸山則由 | 320 | ホワイト |
2 | CB16 | 55.40 | AV関西 堺店 | 金澤賢一 | A4 | シルバー |
3 | CB3 | 54.85 | サウンドエスパス | 合田祐輔 | アテンザ | ホワイト |
4 | CB12 | 54.50 | ナナミサウンドファクトリー | 近藤喜彦 | ハリアー | 白 |
5 | CB18 | 54.45 | サウンドワークス | 金島孝行 | ゴルフ7 | ホワイト |
6 | CB14 | 54.30 | フィール | 太田順隆 | WRX Sti | ブルー |
7 | CB2 | 53.60 | カーオーディオクラブ | 荒木薫 | ゴルフ6 | 黒 |
8 | CB13 | 53.50 | フィール | 野邑久美子 | ムーブカスタム | ホワイト |
9 | CB4 | 53.35 | PARADA | 中溝一馬 | エルグランド | 白 |
10 | CB1 | 53.30 | カーオーディオクラブ | 吉田慎一 | 308 | 紺 |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | NH17 | 55.40 | サウンドフリークス | 千葉成幸 | エクストレイル | レッド |
2 | NH6 | 54.85 | ウェイブトゥポート | 山本麻美 | ジュリエッタ | 白 |
3 | NH9 | 54.80 | クァンタム | 揚妻文隆 | A180 | ホワイト |
4 | NH7 | 54.15 | イングラフ | 志村祐哉 | カローラ | ブラック |
5 | NH3 | 53.70 | SA川崎 | 向山雄一 | プリウス | ブラック |
6 | NH10 | 53.55 | フィール | 坪井賢 | 320クーペ | シルバー |
7 | NH1 | 53.45 | カーオーディオクラブ | 庵原誠一郎 | ゴルフ4 | 黒 |
8 | NH4 | 53.40 | K-sound | 石井喜美 | マーチ | ピンク |
9 | NH8 | 53.35 | ナナミサウンドファクトリー | 朝井勇一 | アクア | 白 |
10 | NH13 | 53.25 | AV関西 堺店 | 長田圭史 | フェアレディZ32 | 白 |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | FD12 | 55.10 | ルロワ | 小山貴久 | プリウス | 黒 |
2 | FD9 | 55.05 | サウンドウェーブ | 古渡浩 | S3 | レッド |
3 | FD7 | 54.70 | AV関西 堺店 | 朝子国博 | C-HR | シルバー |
4 | FD15 | 54.30 | レジェーラ | 大槻政信 | プリウス | シルバー |
5 | FD13 | 53.65 | ナナミサウンドファクトリー | 根本裕二 | C-HR | 白 |
6 | FD3 | 53.60 | カーオーディオクラブ | 西林和也 | A3 | 黒 |
7 | FD5 | 52.85 | K-sound | 石井健大 | スカイライン | 黒 |
8 | FD10 | 52.70 | ガレージA | 和田咲子 | ソリオバンディット | パープル |
9 | FD6 | 52.45 | ガレージ ショウエイ | 細木宗一郎 | 523i | 紺 |
10 | FD8 | 52.25 | オートステーションK2 | 桑原哲也 | CLA180 | 白 |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | HA10 | 60.20 | サウンドフリークス | 香取直人 | RX | グレー |
2 | HA16 | 59.15 | AV関西 天王寺店 | 臼井哲哉 | M4 | ガンメタ |
3 | HA14 | 58.90 | ジパング | 加藤孝信 | X5 | 白 |
4 | HA35 | 58.65 | AV関西 宝塚店 | 石川雅喜 | Fペース | ガンメタ |
5 | HA34 | 57.30 | アンティフォン | 折田和之 | ジュリエッタ | 白 |
6 | HA36 | 57.10 | オートスタイルグートマン | 鈴木宏誌 | エクストレイル | シルバー |
7 | HA13 | 56.55 | ジパング | 勝部潤一 | プリウス | 黒 |
8 | HA9 | 56.10 | サウンドワークス | 小峯勉 | プリウス | ホワイト |
9 | HA20 | 55.90 | サウンドフリークス | 田口剛 | 420i | ブラック |
10 | HA37 | 55.70 | クァンタム | 大黒賢吾 | Cワゴン | ホワイト |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | HB32 | 57.50 | ジパング | 岩本裕也 | ハリアー | 白 |
2 | HB10 | 56.80 | クァンタム | 久高聖也 | シビック | ホワイト |
3 | HB35 | 56.30 | AV関西 天王寺店 | 森本健 | C43 | 白 |
4 | HB15 | 55.95 | フィール | 後宏幸 | 116 | ブラック |
5 | HB20 | 55.70 | ルロワ | 林研太郎 | スカイライン | 黒 |
6 | HB25 | 55.20 | カーオーディオクラブ | 田中純 | ゴルフ6 | 水色 |
7 | HB1 | 55.15 | AV関西 堺店 | 小林裕明 | アルファード | 白 |
8 | HB16 | 55.10 | AV関西 宝塚店 | 田中雄一郎 | Aクラス | ブラウン |
9 | HB12 | 55.05 | サウンドフリークス | 半田和徳 | 118i | ホワイト |
10 | HB9 | 55.00 | サウンドフリークス | 伊藤正裕 | X5 | ブラック |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | EH5 | 55.65 | ガレージA | 和田咲子 | タントカスタム | パープル |
2 | EH3 | 53.85 | カーオーディオクラブ | 金子眞也 | 320GT | ブルー |
3 | EH7 | 53.50 | ルロワ | 佐野博也 | シグナス | 黒 |
4 | EH2 | 53.10 | SA川崎 | 宗像敦 | アルファード | ホワイト |
5 | EH1 | 53.00 | サウンドワークス | 名和眞一 | S3 | 0 |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | EB3 | 54.60 | ガレージA | 松永友来 | デリカD5 | 白 |
2 | EB2 | 52.65 | イースト | 市岡翔 | CR-V | 白 |
3 | EB1 | 52.60 | イースト | 竹田昌史 | CR-Z | 白 |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | BI5 | 54.80 | オーディオファイル | 岩野孝信 | CT | ホワイト |
2 | BI1 | 54.75 | ブリーズ | 杠翔 | エスティマ | 白 |
3 | BI17 | 54.40 | CALL松本 | 杉江一邦 | デミオ | ホワイト |
4 | BI7 | 54.25 | サウンドエスパス | 峰岸聖 | フレアクロスオーバー | カーキ |
5 | BI14 | 54.00 | イースト | 斉藤太輝 | エスクァイア | 黒 |
6 | BI3 | 53.65 | サウンドツアラー | 多田真宣彦 | CX-5 | ホワイト |
7 | BI15 | 53.60 | サウンドフリークス | 塩川公康 | セリカ | ホワイト |
8 | BI8 | 53.55 | サウンドワークス | 小澤大輔 | X1 | ホワイト |
9 | BI9 | 53.45 | クァンタム | 猪狩究 | E350 | ブラック |
10 | BI6 | 53.40 | サウンドエスパス | 長坂雅信 | BRZ | ブラック |
実施日時 |
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実施場所 |
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協賛 |
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前日設営 | ||
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7/13(金) | 前日準備は夕方5時ごろから予定しております。 | |
1日目 | ||
7/14(土) | 7:30〜8:30 |
エントリー車搬入 |
9:00 |
開会式 |
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9:30〜12:00 |
午前コンテスト審査 |
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12:00〜12:45 |
審査員基準合わせ/休憩 昼食(本部にてお弁当をお渡しします) |
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12:45〜16:00 |
午後コンテスト審査 |
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15:30〜16:45 |
審査終了の車両から地下駐車場へ移動(エントリー全ての車両) |
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16:00〜16:45 |
車両移動後、荷物を置いてレセプションホールへ |
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17:00〜18:30 |
情家みえ ライブコンサート |
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19:00〜22:00 |
懇親会・食事・表彰式 |
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2日目 | ||
7/15(日) | 8:00〜9:00 |
エントリー車搬入 |
9:30〜11:30 |
午前コンテスト審査 |
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11:30〜12:30 |
審査員基準合わせ/休憩 昼食(本部にてお弁当をお渡しします) |
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12:30〜15:00 |
午後コンテスト審査 |
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15:30〜15:45 |
車両施錠後、レセプションホールへ移動 |
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16:00〜17:00 |
表彰式 |
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表彰式終了後、審査会場へ |
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17:15〜 |
エントリー車搬出 |
審査は審査用の大型コンバーターに各自でつなぎ換えていただいて行います。(スイッチも各自で入れてください)
審査時間はクラスによって変更になる場合があります。
審査スケジュールを確認の上、審査時間がスムーズに行えるようご協力お願いいたします。
ライブ・表彰式会場のコンペンションホールの席はエントリー販売店地域別にしております。
当コンテストでは3部門10クラスを設定。ただし同一車両で複数のクラスには参加できません。
エントリー車両台数制限につきましては、ディーラーデモカークラスは1店舗につき2台まで。その他部門の各クラスにつきましては、それぞれ1店舗につき5台までとさせていただきます。
同伴者様の参加人数に制限などはありません。エントリー仕様書に同伴者様のお名前を記入してください。
土曜日からの参加者は食事代、ライブなどの施設利用料としてお一人様あたり¥10,000(税込み)をご負担いただきます。エントリー者以外の同伴者様につきましてもお一人様あたり¥10,000(税込み)のご負担となります。
食事につきましては14日(土)の昼食と夕食、15日(日)の昼食が料金に含まれます。食事時のお飲み物も用意しております。
宿泊は必須条件ではありませんので、宿泊を希望の方は各自で手配をお願いいたします。ツインメッセ静岡のWEBページに周辺の宿泊ホテルの案内があります。
14日(土)だけの参加、15日(日)だけの参加も可能です。14日(土)だけの参加の場合も利用料は¥10,000(税込み)、15日(日)だけ参加の場合は昼食代の¥1,000のみご負担いただきます。
初日の14日(土)、2日目の15日(日)ともに来場順に抽選をして審査の順番を決めます。
完全屋内となりますので、搬入後はエンジンを始動することができません。
審査は大型の安定化電源を繋ぎエンジンオフでの審査となります。
エントリー車両を搬入後、受付をしていただき、小型の安定化電源をお渡ししますので各自、車両に繋いでシステムチェックなどをお願いいたします。
14日(土)の審査終了後、エントリー車両はすべて別駐車場へ移動をお願いします。
ライブ、夕食、表彰式は同施設内、4Fレセプションホールにて行います。(人数に上限があるため変更になる場合があります)
審査日 | 7月14日(土) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
ショップの腕を競う最高峰クラス。商品、再生メディアに制限はありません。 14日(土)の審査となります。上位10台が入賞となります。 |
審査日 | 7月14日(土) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
ナビ内蔵プロセッサーを使用することが条件であり、外部プロセッサーは認められません。パワーアンプについては内臓、外部どちらでもエントリー可能です。 審査メディアについてはナビ内蔵のCD、USB、SDとなります。ハイレゾでの審査も可能です。 14日(土)の審査となります。上位10台が入賞となります。 |
審査日 | 7月14日(土) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
Clarion FDS(Full Digital Sound)システム装着車両のクラスになります。再生ユニットに制限はありません。 近日発売予定のハイレゾ対応トゥイーター『Z2H』装着でのエントリーも可能です。 14日(土)の審査となります。上位10台が入賞となります。 |
審査日 | 7月14日(土) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
CDもしくはCD音質のメモリーメディアでの審査が条件となります。その他のシステムに制限はありません。 システム金額が150万円以上(予定)のクラスとなります。 14日(土)の審査となります。上位10台が入賞となります。 |
審査日 | 7月14日(土) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
CDもしくはCD音質のメモリーメディアでの審査が条件となります。その他のシステムに制限はありません。 システム金額が150万円未満(予定)のクラスとなります。 14日(土)の審査となります。上位10台が入賞となります。 |
審査日 | 7月15日(日) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
ハイレゾでの審査が条件となります。ポータブルDAPを含むメモリープレーヤーでの審査となり、その他のシステムに制限はありません。 システム金額が150万円以上(予定)のクラスとなります。 15日(日)の審査となります。上位10台が入賞となります。 |
審査日 | 7月15日(日) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
ハイレゾでの審査が条件となります。ポータブルDAPを含むメモリープレーヤーでの審査となり、その他のシステムに制限はありません。 システム金額が150万円未満(予定)のクラスとなります。 15日(日)の審査となります。上位10台が入賞となります。 |
審査日 | 7月15日(日) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
内蔵アンプでスピーカーを駆動していることが条件であり、システムに制限はありません。 審査メディアも制限がなく、ハイレゾでの審査も可能です。 15日(日)の審査となります。上位10台が入賞となります。 |
審査日 | 7月15日(日) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
イース・コーポレーション取扱の指定ブランドユニットがフロントスピーカーまたはパワーアンプに使用されていることが条件となります。 その他のユニットに制限はありません。審査メディアも制限がなく、ハイレゾでの審査も可能です。 15日(日)の審査となります。上位10台が入賞となります。 |
審査日 | 7月15日(日) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
イース・コーポレーション取扱のユニットでフロントスピーカー、パワーアンプ、サブウーファーが使用されていることが条件となり、そのシステム合計金額が30万円以上となることが条件となります。その他のユニットに制限はありません。 審査メディアも制限がなく、ハイレゾでの審査も可能です。 15日(日)の審査となります。上位10台が入賞となります。 |
※各クラス入賞は上位10台としていますが、エントリー台数により変更になる場合があります。
ウルトラアートレコード / ASIN: B0783BRQSN / EAN: 4988044893450 / ハイレゾ配信: http://www.e-onkyo.com/music/album/ua1001/
ユニバーサルミュージック / ASIN: B074F7424G / JAN: 4988031236055 / ハイレゾ配信: http://www.e-onkyo.com/music/album/uml00028948325696/
課題曲のCD入手が困難な場合、事務局問い合わせ先に連絡お願いいたします。
ワンテイク録音という手段は、端的に言えば演奏家の“乗りの良さ”に尽きる。ここでの演奏全体の捉え方は、スウィング感というよりは、スキップしたくなるような溌剌としたリズム感を尊重したまとめ方がキーポイントになるように思う。
ベースは鈍重にならずにピッチを正確に。ドラムはブラシの質感を細やかに出したい。
ピアノはスウィンギーなメロディーラインをくっきり輝かせたいところだ。
肝心の声は、鮮明な発声を“ほどよいサイズ感”で明確に定位させたい。
明快かつストレートな録音ではあるが、この「CHEEK TO CHEEK」は再生がちょっとだけ難しく注意されたい。
まず音質傾向だが、これ以上明るくなり過ぎない素直な再生が求められる。というのも、主役のヴォーカルが声を張り上げた時に、若干硬質感が顔を覗かせるので。
とは言え、その声の硬質感(張り)を抑え過ぎると今度はピアノの彫琢感が失われる。その兼ね合いがけっこう難しい。
まさにジャズ・ヴォーカルの基本形のような録音です。
3つの楽器は互いにオーバーラップしながら自然なバランスで定位し実在感のある空間を作っています。あえて作為的な定位を感じさせないところが名エンジニアの手腕。まず出だしの伸びやかで柔軟なウッドベースがポイントです。この表情が寸詰まりになってしまわないようにサブウーファを適切にコントロールしましょう。
そして「Heaven」とエッジの効いたボーカルは入るとゾクッとします。ちょっと硬いかな……でも「I’m in heaven」と徐々にほぐれていきます。2度目の「Heaven,I’m in heaven」ではずいぶん表情がかわります。情家みえの喉が震えるような感触を出したいですね。薄っぺらな声では彼女の情感が再現できません。
山本剛のピアノがいいですね。スタインウェイでしょうか。ブリリアントな音色とタッチの多彩さが明瞭に録音されて、じつに表情豊かです。ジャズの録音らしく、マイクの位置はかなり近いですから硬質な打鍵音も含まれています。だからといってキンキンな音色にしてしまったら、せっかくの「大人の雰囲気」が壊れてしまいます。
「アメリカのシューベルト」と言われた、アーヴィング・バーリンの作詞、作曲。1935年のアメリカ映画「トップ・ハット」でフレッド・アステアが踊りながら歌った。「山登りより、渓流釣りより、頬に頬寄せるほうが何倍もスリリング」というロマンティックな世界観を情家は鮮明に、そして感情豊かに歌い上げる。
冒頭の音像、ベース、ドラムス、ピアノの位置。ベースとドラムスは中央に、ピアノはやや右よりにポジションする。ピアノはF Dm Gm C7の循環コードのみで、ベースが音階を刻む。まずこの音階が明瞭に聴けるかがポイント。ベース輪郭は締まりすぎてもだめ。ここはピラミッド的なF特バランスだが、開放的に、活き活きと弾んでいる。歌が始まると、ヴォーカル位置は中央。ベースとドラムスは重なり、ヴォーカルの後ろに来る。
再生の大事なポイントがヴォーカルの質感再現。情家みえのヴォーカルのもつ微少なニュアンス感の表現が可能か。歌詞に込めた想い、メロディラインに込めた想い、そして一音一音に込めた想い、さらに余韻に籠もった感情。これらを総合して、歌の想いを豊かに再現できるか。情家は歌い回しのテクニックが上手い。プロデューサー的に言うと、ヴォーカルの冒頭のHEAVENはあえて、"雑味"を入れている。味わいの演出だ。
I’m in heavenの優しさが対照的に表現できるか。So that I can hardly speakの"speak"のこぶしが情家の持ち味。2回目のHeavenはたいへん滑らかだ。後半のサビのDance with me I want my arm about you That charm about youの韻を踏んだ"arm"と "charm"の円弧を描くような声の舞が嬉しく再現できるか。
山本剛のピアノとの絡みが特にスリリングだ。ヴォーカルとの濃密な絡みの面白さが表現できるか。ピアノが待ち構え、ヴォーカルに続いてリフを入れる流れが続く。ピアノがヴォーカルに呼応。ヴォーカルの感情や躍動感を上手く捉えて、ピアノが対話する。演奏している空間で生まれたその時だけの対話だ。
そんなヴォーカルとピアノの濃密なコミュニケーションが、わくわくしながら聴けるか。ピアノの転がるようなラブリーさが再生できるか。
間奏の主役を張ったピアノの強靭でクリヤーで深いタッチ感が生々しく再生できるか。
ベテラン・ミュージシャンの出すサウンドは、温かい。それに、しなやかでありスムーズだ。
とてもリラックスして聴けるトラック:1が課題曲になったので緊張して聴くことになった参加者のみなさん、まずはリラックスしてこの演奏の雰囲気を掴もう。
ベテラン・ミュージシャンの演奏に静かなる凄みがあることを伝えてきても、ピアノトリオがそれぞれゴツゴツと骨太の音像で自己主張してくることはない。ヴォーカルの音像には注目して、口元を大きくすることなくピタリとフォーカスを決めよう。
課題曲の歌い出しはほとんどヴォーカルとウッドベイスのデュエット。
明瞭なヴォーカルをウッディーなベイスがリズミカルに支えてくれるように調整、グッドラック。
ピアノが刻むリズム、ベースの切れ、ドラムのブラシの音、それぞれのテイストをバランスよくまとめる。
情家のボーカルはリズミカルな中にもしっとりとした情感を込めて表現してほしい。
ボーカルはセンターに定位させてあるが、その音像が浮かび上がるように描きだしてほしい。
また情家のボーカルはアルトらしく深みを持たせて、ただし高域に向かって欲張ると雑味が増すので要注意。
間奏に入ってからのピアノはしっかと描き出す。ドラムはブラシからスティックに持ち替えるのでその変化も捉えたい。
室内管弦楽団という点がミソ。すなわち、スケールの大きなシンフォニック的再生にしてしまうと、独善的解釈と判定されかねない。
それでいて迫力があるのは、さほど広くないホール(座席数は最大680席)で控えめな反響/残響で捉えたと思しき録音から感じ取れる。ステージににじり寄ったようなピアノの比較的大きめな音像と、楽団との一体となった“軽やかなドライブ感”が再生の肝となりそう。
アルゲリッチの卓抜したテクニックばかりが目立たないよう、跳躍するような旋律が鮮明に見通せるよう再現したい。
軽快にして溌剌としたロンドだが、低域を比較的すっきりと仕上げた録音なので、無理に重厚なバランスに振らない方が良いだろう。主役のピアノはセンターから左にかけて定位するが、弦楽の一団も左側に位置しているので、おだんごになりやすい。
そういうこともあってステージの広がりをうまく感じさせるのは簡単ではなく、無理に広げるとステレオイメージが損なわれる。
というわけで定位はあまりいじらない方が得策と思われる。
同じピアノでもこれほど違うか!と感じるでしょう。もちろんスタジオセッションとステージのライブでは条件も違います。でも、ピアノの音色に対する感覚の違いが面白いのです。アルゲリッチは1音1音を明確にしながら、連なる音の均一性やそこから生まれる響きを大切にします。
彼女の演奏会に出かけたことがある人ならわかるでしょうが、ステージ袖から姿を現したと途端ガラッと雰囲気が変わります。そのオーラがすごい。弾き出すとまろやかさと芯の強さが一体となったタッチ、そしてフワッと漂いだす響きの美しさに圧倒されます。
オーディオでそこまでの再現は無理……ですが、狙う方向はそこです。おそらくハンマーのフェルトは少しだけ柔らかめに整音しているでしょう。中音域のコツコツといった打鍵の質感。ところどころに入るアクセントの妙。あざとさとは無縁の自在な表現です。昨年課題のチョ・ソンジンとはまったく違うピアノです。
オケは40人足らずの中編成。小澤は腕利きたちを統率して、弦の各セクションを際立たせるのではなく、それぞれをシームレスにつなげた響きの帯を作り出しています。響きの帯の中で浮き沈みするフレーズの面白さも、再生にあたってのポイントとなるでしょう。
マルタ・アルゲリッチ/小澤征爾/水戸室内管弦楽団という当代随一の組み合わせによる音楽の生命力の発露が聴きどころであり、再生の方向性だ。
アルゲリッチならではのハイエネルギー感、瞬発力、強靭なタッチ感がいかに表現ができるか。どんな速いパッセージでも、一音一音が輪郭を持ち解像度高く確実に描けるか。冒頭のピアノが第1テーマをエネルギッシュに紹介した次ぎに、オーケストラが猛烈な勢いで、同じテーマを奏するがこの時、トゥッティのトータルエネルギーの量と質が大切。勢い余って粗くなってはだめ。名人揃いの水戸室内ならではのオーケストラの各パートの質感も聴きどころ、再生しどころ。
客席数700ほどのあまり広くはないホール、しかし短いながら響きは明瞭で美しく伸びて行く。コンパクトな音場で楽器同士の音像が立体的に浮かぶ。ピアノの音像は左右に大きく、しかも前にせり出している。
課題曲の第三楽章はアレグロで、まさに闊達に綴られ、よく弾む。打音を明るく際立たせたくなるであろうところに罠がある。
オーディオで言う、ワイドレンジ感、メリハリや迫力は、元からこの演奏この録音にはない。
冷製になって繰り返し聴き、絶妙に軽いタッチのピアノを流麗に転がる音で綴ってくれたまえ。
水戸芸術館のコンサートホールにおけるライブ収録だが、客席数は600、残響時間は1.6秒とそれほど長くはないため自然な響きで再現されるように気を配る。
第三楽章は軽快なロンドなので、アルゲリッチの流れるような指さばきと闊達な音色を描き出したいが、華美にならずフォルテでも各楽器の音の分離感を残す。
弱音部においても音の表情を失うことなく丁寧に再現することが肝要だ。
またオーケストラの音の広がりとピアノの定位にも気を付けたい。
(※順不同)
北海道/東北エリア | サウンドフリークス(担当:佐藤) |
TEL: 0191-39-2841 FAX: 0191-39-2845 |
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北陸エリア | アンティフォン(担当:松居) |
TEL: 076-292-1475 FAX: 076-292-1476 |
関東エリア | マイカーライフ編集部(担当:藤澤) |
TEL: 04-7197-3522 FAX: 04-7197-3523 |
東海エリア | ルロワ(担当:小山) |
TEL: 0564-73-9777 FAX: 0564-73-9111 |
近畿エリア | カーオーディオクラブ(担当:高橋) |
TEL: 072-697-4711 FAX: 072-697-4712 |
中国/四国エリア | ウェイブトゥポート(担当:山本) |
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