(2019年7月13〜14日 於:ツインメッセ静岡・敬称略)
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | DD10 | 60.45 | アンティフォン | 松居邦彦 | マカン | 白 |
2 | DD20 | 58.40 | クァンタム | 土屋和之 | 4GC | ブラック |
3 | DD1 | 58.10 | サウンドエスパス | 田巻修一 | デルタ | 青 |
4 | DD2 | 57.55 | AV Kansai 天王寺店 | 岩元秀明 | A5 | 黒 |
5 | DD9 | 57.00 | サウンドフリークス | 佐藤清人 | M4 | 白 |
6 | DD3 | 56.10 | AV Kansai 堺店 | 岩元秀明 | 5T | 白 |
7 | DD12 | 54.80 | カーオーディオクラブ | 高橋祐人 | E350 | シルバー |
8 | DD13 | 54.55 | コンセプトファクトリー | 下道晋 | レガシィ | 黒 |
9 | DD21 | 53.45 | イングラフ | 木村智聡 | AMG A45 | シルバー |
10 | DD6 | 53.15 | ジパング | 道祖尾裕二 | M4 | イエロー |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | NH11 | 56.05 | サウンドワクイ村上バイパス店 | 磯部和也 | CIVIC | 黒 |
2 | NH16 | 55.30 | 個人エントリー | 堀田雅雄 | テリオス・キッド | 白 |
3 | NH12 | 54.30 | クァンタム | 湯浅卓也 | C-HR | シルバー |
4 | NH8 | 54.20 | マイスター安城店 | 矢間文人 | スペーシアカスタム | 白 |
5 | NH24 | 53.95 | スーパーオートバックス三鷹 | 上野博史 | WRX S4 | 白 |
6 | NH6 | 53.90 | アドワンサウンド | 長谷川郁夫 | レガシーツーリングワゴン | 紺 |
7 | NH9 | 53.85 | サウンドウェーブ | 大谷博行 | スイフト | ワインレッド |
8 | NH18 | 53.65 | カーオーディオクラブ | 庵原誠一郎 | ゴルフ4 | 黒 |
9 | NH20 | 53.55 | SA川崎 | 草間明彦 | ライフ | シルバー |
10 | NH21 | 53.50 | スーパーオートバックス三鷹 | 飯田友章 | クロストゥーラン | 黒 |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | FD3 | 53.80 | ルロワ | 赤平誉也 | タンク | 黒 |
2 | FD2 | 53.65 | サウンドウェーブ | 古渡浩 | MINI | オレンジ |
3 | FD5 | 53.30 | カーオーディオクラブ | 西林和也 | A3 | 黒 |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | BI12 | 54.80 | CALL松本 | 荻原健太郎 | フィット | 青 |
2 | BI14 | 54.70 | レジェーラ | 松田英輝 | D5 TURBO | 白 |
3 | BI11 | 54.20 | CALL松本 | 杉江一邦 | デミオ | 白 |
4 | BI8 | 54.15 | イングラフ | 山田夢子 | A3 | 白 |
5 | BI6 | 54.00 | イースト | 秋月政信 | ゴルフ7 | 青 |
6 | BI7 | 53.60 | SA羽村 | 平勇人 | エクストレイル | 赤 |
7 | BI5 | 53.40 | カーファイ | 高下聡 | アルファード | 黒 |
8 | BI2 | 53.10 | サウンドツアラー | 多田真宜彦 | CX-5 | 白 |
9 | BI1 | 52.95 | アンティフォン | 榊和也 | ハイゼットカーゴ | パールホワイト |
10 | BI13 | 52.90 | CALL松本 | 小林清明 | 595 | 白 |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | ES6 | 55.90 | AV Kansai 天王寺店 | 米田清隆 | X6 | 黒 |
2 | ES3 | 55.30 | サウンドフリークス | 菊地一也 | イヴォーク | ダークブルー |
3 | ES5 | 55.10 | クァンタム | 猪狩 究 | 4GC | ブラック |
4 | ES7 | 54.70 | カーオーディオクラブ | 江口藍里 | CLA | シルバー |
5 | ES4 | 54.30 | サウンドエナジー | 浜本太一郎 | エルグランド | 白 |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | HA19 | 57.85 | サウンドフリークス | 香取直人 | RX | ソニチタ |
2 | HA28 | 56.45 | AV Kansai 天王寺店 | 米田清隆 | マカン | ブラウン |
3 | HA18 | 56.15 | クァンタム | 揚妻文隆 | 320i | 白 |
4 | HA11 | 55.75 | サウンドフリークス | 伊藤正裕 | 320d | ムーンストーン |
5 | HA36 | 55.00 | AV Kansai 天王寺店 | 米田清隆 | X6 | 黒 |
6 | HA14 | 54.45 | ワルツ | 本間幹哉 | 540 | 白 |
7 | HA27 | 54.25 | カーオーディオクラブ | 亀田徹 | RX200 | 白 |
8 | HA23 | 53.70 | グートマン | 鈴木宏誌 | エクストレイル | シルバー |
9 | HA10 | 53.15 | ヴォーグ | 石井良治 | 440i | グレー |
10 | HA7 | 53.10 | ジパング | 勝部潤一 | プリウス | 黒 |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | HB46 | 57.15 | クァンタム | 猪狩 究 | 4GC | ブラック |
2 | HB42 | 56.00 | AV Kansai 天王寺店 | 金澤賢一 | A4 | シルバー |
3 | HB43 | 55.70 | ルロワ | 伊藤寛人 | エクストレイル | 白 |
4 | HB13 | 55.60 | サウンドフリークス | 佐々木裕太 | 320i | ブラックサファイア |
5 | HB2 | 55.50 | カーオーディオクラブ | 吉田慎一 | 308 | 紺 |
6 | HB9 | 55.35 | マイスター一宮 | 矢間文人 | スペーシアカスタム | 白 |
7 | HB3 | 55.15 | AV Kansai 堺店 | 永倉 | 320d | 黒 |
8 | HB14 | 55.10 | サウンドワークス | 金島孝行 | ゴルフGTI | 白 |
9 | HB11 | 55.05 | アミューズ | 後藤浩一 | A6 | 白 |
10 | HB49 | 55.00 | オートステーションK2 | 池藤昭 | ノートeパワー | 黒 |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | HC21 | 56.05 | AV Kansai 天王寺店 | 植田洋史 | WRX S4 | 白 |
2 | HC16 | 55.25 | ルロワ | 橋本信義 | i3 | 白 |
3 | HC20 | 54.90 | ルロワ | 朝蔭真基 | C220d ワゴン | 黒 |
4 | HC14 | 54.85 | サウンドエスパス | 大山宏樹 | アルファード | 白 |
5 | HC7 | 54.65 | クァンタム | 湯浅卓也 | C-HR | シルバー |
6 | HC6 | 54.55 | サウンドウェーブ | 古渡浩 | MINI | オレンジ |
7 | HC22 | 54.50 | サウンドワークス | 久保哲也 | レジェンド | 白 |
8 | HC8 | 54.20 | サウンドエスパス | 佐藤誠 | ハイエース | 紫 |
9 | HC1 | 53.55 | レジェーラ | 金子俊貴 | アテンザ | 白 |
10 | HC18 | 53.50 | サウンドツアラー | 多田真宜彦 | CX-5 | 白 |
順位 | エントリーナンバー | 得点 | 販売店様名 | 車両オーナー | 車種名 | 色 |
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1 | CD9 | 56.35 | AV Kansai 天王寺店 | 平山隆則 | 120i | ブルー |
2 | CD13 | 56.10 | 個人エントリー | 堀田雅雄 | テリオス・キッド | 白 |
3 | CD7 | 55.80 | カーオーディオクラブ | 奥村敏之 | C250 | 黒 |
4 | CD21 | 55.55 | ヴォーグ | 三好龍彦 | X3 | 白 |
5 | CD11 | 55.35 | クァンタム | 揚妻幹悟 | A180 | 白 |
6 | CD3 | 55.30 | サウンドフリークス | 塩川公康 | セリカ | 白 |
7 | CD14 | 55.25 | サウンドフリークス | 菊地一也 | イヴォーク | ダークブルー |
8 | CD2 | 55.20 | サウンドエスパス | 合田祐輔 | アテンザ | 白 |
9 | CD1 | 54.85 | ヴォーグ | 鈴木武臣 | M4 | 白 |
10 | CD22 | 54.75 | カーオーディオクラブ | 樫間由忠 | A180 | 白 |
実施日時 |
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実施場所 |
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協賛 |
(※順不同) |
前日設営 | ||
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7/12(金) | 前日準備は夕方5時ごろから予定しております。 | |
1日目 | ||
7/13(土) | 8:00~8:45 |
エントリー車搬入 |
9:00~ |
開会式 |
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9:30~12:00 |
午前コンテスト審査 |
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12:00~12:45 |
審査員基準合わせ/休憩 昼食(本部にてお弁当をお渡しします) |
|
12:45~16:00 |
午後コンテスト審査 |
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15:30~16:30 |
審査終了の車両から地下駐車場へ移動(エントリー全ての車両) |
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16:00~16:45 |
車両移動後、レセプションホールへ |
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17:00~18:30 |
hisaka ライブコンサート |
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19:00~21:30 |
懇親会・食事・表彰式 |
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2日目 | ||
7/14(日) | 7:00~7:45 |
エントリー車搬入 |
8:00~11:30 |
午前コンテスト審査 |
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11:00~14:00 |
昼食(ツインメッセ内、レストラン駿河)*1 |
|
11:30~12:30 |
審査員基準合わせ/休憩 |
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12:30~16:30 |
午後コンテスト審査 |
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16:30~16:45 |
車両施錠後、レセプションホールへ移動 |
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17:00~18:00 |
表彰式 表彰式終了後、審査会場へ |
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18:15~ |
エントリー車搬出 |
*1 14日はエントリー台数の関係上、休憩スペースがなくなりますので、ツインメッセ内、レストラン駿河にて11:00~14:00の間にお食事をおとりください。お弁当引換券を本部にてお渡ししますので、それをお持ちになってレストランでお食事となります。
スケジュールの詳細内容につきましては、変更の発生次第ご報告させていただきます。
審査会場とメーカーブース設営場所はツインメッセ静岡南館内で行います。表彰式、食事、ライブにつきましては同施設内北館4Fレセプションホールにて行う予定です。(人数に上限があるため変更になる場合があります)
当コンテストでは3部門9クラスを設定。本年度より同一車両によるダブルエントリーができます。
但し、同日のダブルエントリーは不可となり、1日目と2日目のダブルエントリーのみとなります。
エントリー車両台数制限につきましては、ディーラーデモカークラスは1店舗につき2台まで。その他部門の各クラスにつきましては、それぞれ1店舗につき5台までとさせていただきます。
同伴者様の参加人数に制限などはありません。エントリー仕様書に同伴者様のお名前を記入してください。記入がない場合、懇親会場へは入れません。ご注意ください。
土曜日からの参加者は食事代、ライブなどの施設利用料としてお一人様あたり¥10,000(税込み)をご負担いただきます。エントリー者以外の同伴者様につきましてもお一人様あたり¥10,000(税込み)のご負担となります。
食事につきましては13日(土)の昼食と夕食、14日(日)の昼食が料金に含まれます。食事時のお飲み物も用意しております。
宿泊は必須条件ではありませんので、宿泊を希望の方は各自で手配をお願いいたします。ツインメッセ静岡のWEBページ(http://www.t-messe.or.jp/stay)に周辺の宿泊ホテルの案内があります。
13日(土)だけの参加、14日(日)だけの参加も可能です。13日(土)だけの参加の場合も利用料は¥10,000(税込み)、14日(日)だけ参加の場合は昼食代の¥1,000のみご負担いただきます。
初日の13日(土)、2日目の14日(日)ともに来場順に抽選をして審査の順番を決めます。
完全屋内となりますので、搬入後はエンジンを始動することができません。
審査は大型の安定化電源を繋ぎエンジンオフでの審査となります。
エントリー車両を搬入後、受付をしていただき、小型の安定化電源をお渡ししますので各自、車両に繋いでシステムチェックなどをお願いいたします。
13日(土)の審査終了後、エントリー車両はすべて別駐車場へ移動をお願いします。
ライブ、夕食、表彰式は同施設内、4Fレセプションホールにて行います。(人数に上限があるため変更になる場合があります)
審査日 | 7月13日(土) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
ショップの腕を競う最高峰クラス。商品、再生メディアに制限はありません。 13日(土)の審査となります。上位10台が入賞となります。 |
審査日 | 7月13日(土) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
ナビ内蔵プロセッサーを使用することが条件であり、外部プロセッサーは認められません。パワーア ンプについては内臓、外部どちらでもエントリー可能です。 審査メディアについてはナビ内蔵の CD, USB,SD となります。ハイレゾでの審査も可能です。 13日(土)の審査となります。 |
審査日 | 7月13日(土) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
Clarion FDS (Full Digital Sound) システム装着車両のクラスになります。再生ユニットに制限は ありません。 13日(土)の審査となります。 |
審査日 | 7月13日(土) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
内蔵アンプでスピーカーを駆動していることが条件であり、システムに制限はありません。 審査メディアも制限がなく、ハイレゾでの審査も可能です。 13日(土)の審査となります。 |
審査日 | 7月13日(土) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
イース・コーポレーション取扱のユニットでスーパーハイエンドカテゴリーに属するブランドが装着さ れていること。もしくは、フロントスピーカー、パワーアンプ、サブウーファーが使用されており、その システム合計金額が 30 万円以上となることが条件となります。その他のユニットに制限はありません。 審査メディアも制限がなく、ハイレゾでの審査も可能です。 13日(土)の審査となります。 |
審査日 | 7月14日(日) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
ハイレゾでの審査が条件となります。ポータブルDAPを含むメモリープレーヤーでの審査となり、その他のシステムに制限はありません。 システム金額が200万円以上(予定)のクラスとなります。 14日(日)の審査となります。 |
審査日 | 7月14日(日) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
ハイレゾでの審査が条件となります。ポータブルDAPを含むメモリープレーヤーでの審査となり、そ の他のシステムに制限はありません。 システム金額が130万円以上200万円未満(予定)のクラスとなります。 14日(日)の審査となります。 |
審査日 | 7月14日(日) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
ハイレゾでの審査が条件となります。ポータブル DAP を含むメモリープレーヤーでの審査となり、そ の他のシステムに制限はありません。 システム金額が130万円未満(予定)のクラスとなります。 14日(日)の審査となります。 |
審査日 | 7月14日(日) |
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エントリー代 | ¥ 20,000 |
内容 |
CDもしくはCD音質のメモリーメディアでの審査が条件となります。その他のシステムに制限はありません。 本年度より1クラスとなり金額制限はありません。 14日(日)の審査となります。 |
ダブルエントリーされる場合は2日目のエントリー代は¥10,000となります。(合計¥30,000)
※ユーザークラス・ディーラーユーザー混合各クラスの審査日につきましては、エントリー台数、審査のスケジュール予定の都合上、只今協議中となります。決定次第ホームページにて発表いたします。
※ハイレゾエキスパートクラスA〜Cの金額設定につきましてもエントリー台数により変更になる可能性があります。変更があった場合はホームページにて発表いたします。
※各クラス入賞は上位10台としていますが、エントリー台数により変更になる場合があります。
下記の条件1もしくは条件2のどちらかに準ずること
条件1
下記スーパーハイエンドカテゴリーに属するフロントスピーカー、またはフロントスピーカーをドライブするパワーアンプが装着されていることが条件となります。イース・コーポレーション取扱の正規輸入品に限ります。その他のユニットに制限はありません。
条件2
イース・コーポレーション取扱ブランドで、フロントスピーカー、パワーアンプ、サブウーファーユニットが統一されていて、その3点のシステム合計金額が30万円以上であることが条件となります。(イース・コーポレーション取扱ブランドであればブランドミックスでも可)イース・コーポレーション取扱の正規輸入品に限ります。
その他のユニットに制限はありません。
CD Baby / ASIN: B01C4E41JA / EAN: 0061297491162
ユニバーサルミュージック / ASIN: B07KBQN982 / JAN: 4988031314166 / ハイレゾ配信: https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00028947952145/
課題曲のCD入手が困難な場合、事務局問い合わせ先に連絡お願いいたします。
カーにしてもホームにしても、オーディオには、時代時代に対応した「歌姫」の存在がある。日本では、藤田恵美、手嶌葵、サラ・オイレン、そして井筒香奈江……。彼女たちの楽曲に共通しているのは、チャーミングな声、語りかけるように丁寧な歌い方、伴奏がとてもシンプル。録音は、空気感がたっぷりある音場のクリアーさが極上で、そこにONマイク(マイクロフォンに近い)でヴォーカルの音像が現れる。女性ヴォーカル版のオーディオ名曲である。
このSecret Longingのサウンドは単に綺麗に創られているのではなく、飾りがなく自然でかつシンプル & ストレート。なぜか土の香りがする、アンニュイなサウンド。課題曲(トラック5)右寄り定位のピアノ、左寄り定位のギター、そしてブラシワークによるドラム、とにかく伴奏が優しい。アタックを立てずに柔らかくて丸い。テンションが緩いのだ。センターに現れるヴォーカルもまた、鼻濁音のように口腔にフワーンと響く個性的で優しい声。カーサウンドをチューニングするみなさんは、この優しさにだまされてはいけない。シャキッとエッジを立てるのではなく、逆にボンヤリとこもらせてもいけない。絶妙に中間を行く音のバランスにまとめる。課題曲をいろいろなオーディオシステム(カー用、ホーム用)で聴いて、さて、中間を見つけ出し(聴き出し)たら、さあチューニングの始まりだ。
ピアノトリオにギターを加えたシンプルな編成のカナダ録音。踊りたくなるような陽気さが曲全体を覆う。ヴォーカルはチャーミングながら、要所でフェイクを効かせてサンバのリズムにアクセントをもたらしている。ベースの音が膨らみ気味で、ピッチがやや不鮮明なのは残念だが、ここでタイトに引き締めてしまっては都合よい独善的解釈になってしまう。忠実再生を心掛けるならば、ベースのブーミーさはそのまま出していい。ただし、中域から高域にかけてまで、ルーズで締まりのないだらしない音にしてしまっては本末転倒。瑞々しい声質を活かしながら、柔らかな弾力感をうまく醸し出したい。
パーカッションのアタックとリリースを正確に再現し、リズムが重くならないように注意。ベースはエアーの動きが見えるような音を目指す。ヴォーカルがどの音域でも歪まずに伸びやかさを保つことも重要で、特に低音域で音像が広がりすぎないようにしたい。伴奏楽器ではピアノを抜けの良い音で再現することと、ギターが刻むリズムが粘らないように注意したい。
プロデューサーはベーシスト(ジョージ・コラー)でもあるが、そのベースをあえてソフトなトーンに捕捉してミックス。これがボケすぎるとこの曲のグルーヴ感が出てこない。また音域的にはベースと重なっているタイコとの描き分けも欲しい。大事なのは中高域のパーカッション類と合わせて、リズムの気持ちよさを感じさせられる点。そしてマイクに対して若干近いピアノは、響きが少なめで、ちょっと音の質感が他の楽器と違うのでこれもポイントになるだろう。もちろんヴォーカルの清楚でありつつチャーミングな音色感や、エフェクターの少ない細身のニュアンスなど、微妙なサジ加減の要求される楽曲だ。
まずは第一印象を大きく左右する、原音に忠実なトーンバランスと曇りのない透明感のある音を求めたい。カナダ録音ということで国内録音と違う独特の質感があり、そこを如何に表現できるかがオーバーオールを上げるミソとなるだろう。もう一つの課題曲はソリストがいない交響曲ということで、音像の項目は必然的に本楽曲にウエイトが置かれるはずだ。ボーカルの口元が大きくならないように、声質にも注意しつつ、バックミュージックボーカルを立体的に描き分けたい。さらにボーカルの飛び出し方、いわゆる前後の定位にも意識を向けて欲しい。独特の質感を持つピアノがメロディを作り、ベースがサンバらしいリズム感を後押しするので、ベース(低域)の表現力も強く求められる。
曲の持つ緊迫感を見事に音楽的に描いた、ネルソンス/ボストン響の黄金時代を告げる名録音だ。ボストン・シンフォニーホールの豊穣なソノリティと、細部の音楽情報までまで屹立させるディテール再現とのバランスがポイント。フォルテのトゥッティでも、金属感や強調感があってはだめ。各パートが全体に埋没せずに、クリヤーに存在を聴かせるか。冒頭のオーケストラの厚み、重層感。シンバルの鋭さ、金管の尖鋭さと厚さがどう再現できるか。
オーディオ的なテクニックに加え、曲全体を覆う「暗さ」という感情も表現できなければならない。「絶望感」をどのように表現するか。劇的な中にも気品が感じられるか。1:46からのバラードでは、弦の伴奏に乗ってクラリネットがしっとりとした旋律を奏でる。その音像とバランス。
豊潤な響きを背景にして、繊細かつドラマチックな音色の乱舞が、見事に録らえた名録音。こんな難しい録音作品を課題曲にするとは、酷な提案だ。参加者のみなさんのご苦労が忍ばれる。
冒頭から管楽器のハーモニーの厚みと深さ、陰影のコントラストに圧倒される。この雄大にして偉大な曲の表現をテーマにして、ミニチュアとは言えオーケストラをクルマに持ち込むのは難作業だ。音場の広さだけを気にしていては物足りない。弦楽器群の定位が主に左右へ広がる音場に出現するのに対して、さて、管楽器群はどうだろう。左右よりも奥行きである。さあ、ここではもうアタマ切り換えて、響きに注意しよう。
奥行きの深みの中に階層となって前後に定位する管楽器群、さらにその奥に打楽器。奥行きの深みの表現とは、遠い音の表現だ。音像の遠さは響きの質と量とがもたらす。響きと言ってもカラオケのリバーヴではないのであって、柔らかくかつ重厚な響きを表現する鍵は、ローノイズさであり、微細な音の表現である。
まるで怪獣映画のサウンドトラック(サントラ)のようなダイナミックでスペクタキュラーな演奏。それもそのはずで、シェイクスピア作「リア王」上演のため1940年に作曲された、これはまさしくサントラなのである(初演は41年3月)。まずはサントラという音楽が劇においてどんな役割を持つかを理解することから始めよう。
全体は23曲から成るが、本アルバムには10曲が収録された。その導入に当たる課題曲の前半部の主役は、グランカッサやティンパニ等の多彩な打楽器群の強烈なリズムと、バスーンやトロンボーン、チューバ等の中〜低域を受け持つ管楽器の咆哮。そのパワーと重厚さにシステムは怯むことなく、雄大かつスケール感豊かに描きたい。これら主役の楽器がオーケストラの後方に配置されていることもお忘れなく。つまり、階層的な奥行き再現も大事ということ。そして「コーデリアのバラード」導入部(実際にここまで試聴時間に余裕があるかは微妙だが)での左後方から聴こえてくるピアノの存在感にも要注意。
前半の重厚なサウンドと後半の旋律の美しさ、それぞれの良さを引き出すことが重要だ。前半はティンパニと低音楽器のリズムや音色が曖昧にならないように注意したい。どちらも音像が広がりすぎると動きが見えにくくなる。後半はクラリネットと弦のピチカートがバランス良く溶け合うとともに、クラリネットに付帯音が乗らず、弱音も含めて豊かな表情を漏らさず引き出すことが肝要。ピチカートの和声感、余韻の広がりも意識したい。
ネルソン/ボストン響の組合せによるショスタコーヴィチは、従来のダークでモノクロームな感じやシリアスさといったイメージだけでなく、オーケストラの色彩感や本拠地であるシンフォーニホールの豊かでエネルギー感の高い音響とともに魅力的なプログラムになっている。その中からの劇付随音楽。低域のブラス類やティンパニーから始まるが、重厚さだけでなく、各パートの音像感やフレーズの抑揚、色彩感などが良く捕捉できている録音だ。マルチマイク収録でタイムアライメントを取ったミックスだろうが、やや左右に広めのサウンドステージ、あるいは天井方向の高さをきちんと再現したい。
アンドリス・ネルソンスがここ数年で発表した一連の作品はグラモフォンレーベルの中でも、高域から低域までの幅(fレンジ)が広いのが特徴で、音色も比較的アグレッシブだ。しかも本楽曲は、シェイクスピア作の悲劇で使用されており、壮大かつ迫力ある曲調を持つ。クラシックではグランカッサやチェロなどの低音楽器の存在感が増して楽曲を盛り上げるので、その楽器が痩せないようにしっかりと聞かせることが大切。また交響曲ということでヴァイオリンやピアノなどのソリストが存在せず、聴かせどころとなる楽器を絞るのが難しい。そうなると、オーケストを構成する膨大な楽器を普遍的に表現する必要があり、絶対的な情報量と位相管理が求められる。サウンドステージについては、広く歪みがないようダッシュボードに対して並行に表現できればベストで、位相を合わせ、各楽器のフォーカスが甘くならないように構築して欲しい。さらに、楽器が持つアコースティックな質感がチープな電子楽器に聞こえないようにトーンバランスにも気を使って頂きたい。
(※順不同)
北海道/東北エリア | サウンドフリークス(担当:佐藤) |
TEL: 0191-39-2841 FAX: 0191-39-2845 |
---|---|---|
北陸エリア | アンティフォン(担当:松居) |
TEL: 076-292-1475 FAX: 076-292-1476 |
関東エリア | マイカーライフ編集部(担当:藤澤) |
TEL: 04-7197-3522 FAX: 04-7197-3523 |
東海エリア | ルロワ(担当:小山) |
TEL: 0564-73-9777 FAX: 0564-73-9111 |
近畿エリア | カーオーディオクラブ(担当:高橋) |
TEL: 072-697-4711 FAX: 072-697-4712 |
中国/四国エリア | ジパング(担当:道祖尾) |
TEL: 0858-48-1365 FAX: 0858-48-1367 |
九州/沖縄エリア | サウンドエナジー(担当:村上) |
TEL: 092-503-5421 FAX: 092-503-5492 |
(*はエリア担当ショップです)